
雨漏り修理をしても直らない原因とは?
雨漏りは建物にとっても大きなダメージを与えますし、私たちの生活を維持していく上でも大きなストレスになります。
衛生面から健康状態にも影響が出る場合もあります。
雨漏りが起きた場合には早急な対処が必要となりますが、一体どうすれば良いのでしょうか。
何度も繰り返す雨漏りに悩まされている方もいます。
その原因や対処法を紹介していきます。
雨漏りが起きると
雨漏りが起きると、どうなってしまうのでしょうか。
天井にシミができたり、ひどい場合にはポタポタと部屋に水が落ちてきます。
雨漏りに気がつた時には、すでに天井裏などは水浸しになっているケースも少なくありません。
天井裏などで保持できなくなった水が、部屋の内部にまで溢れ出てきて気が付いたという状態です。
この侵入してきた「水」は、侵入箇所から建物の至るところに広がっていきます。
そして木造の梁や柱、床材などを腐敗させていきます。
コンクリートも素材が劣化し、鉄部分のサビにつながります。
常に湿った状態が保たれることで、カビやダニの繁殖、シロアリの侵入などのリスクが高まります。
躯体部分の劣化により建物の強度が弱まるばかりか、倒壊の恐れも出てきてしまう恐ろしい状態なのです。
雨漏り修理をしても直らない
雨漏りが起きると、当然修理することになると思いますが、何度修理しても雨漏りが治らないとお悩みの方も少なくありません。
しかし雨漏りには、必ず「原因」があるのです。
その原因をしっかりと発見できていないことにより、雨漏りが治らないということです。
もしくは、しっかりとした業者でない場合、施工不良なども考えられます。
雨漏りが修理を行っても治らない場合には、以下のような原因が考えられます。
1.専門外の業者による施工
2.原因の調査が不十分
3.施工業者の力量不足
4.父者の設計・仕様による問題
対処法
雨漏りには必ず原因があります。
その原因にアプローチしなければいけないですし、施工のアプローチが適切でなければ雨漏りは直りません。
一旦直ったように見えても、時間とともに再発してしまうという時間差のケースも考えられます。
目に見える箇所だけを直し、根治していない可能性もあります。
まず大切なのは、専門業者に依頼することです。
そして原因が何なのかを、しっかりと突き止めることが大切です。
問題なのは天井のシミではなく、原因箇所だということを忘れないでください。
屋根に破損が見られた場合に屋根だけを直すのではなく、その下の防水シートまで確認する必要があります。
感や予測で修理するのではなく散水調査をしっかりと行い、侵入経路を確認するということが大切です。
最後に
雨漏りとなると、業者に丸投げしてしまいがちです。
確かに実際に工事を行うのは業者ですが、依頼するこちらもしっかりとした知識を持って把握して、確認するということはとても大切なことです。
大切な家に長く住むためには、丁寧なチェックを行いましょう。