雨樋水漏れ

雨樋からの雨漏りの修理方法について

雨漏りや屋根から起こるものと考えている方が多いと思います。

確かに屋根は雨漏りしやすい場所ですが、雨樋も雨漏りを引き起こす場合があります。

もし雨樋から雨漏りしたときは、できるだけ早めに修理することが大切です。

ただし費用がかかりますので、相場を把握しておきましょう。

雨樋の雨漏りを修理する方法は?

雨樋の雨漏りを修理する場合は、主にコーキングで補修する方法と雨樋を新品に交換する方法があります。

コーキングによる修理は、雨樋の接続部分から雨漏りが発生している場合に適しています。

接続部分にヒビや隙間が生じていると考えられるため、コーキングで塞ぐことで雨漏りを防止します。

コーキング材はすぐ劣化することがあるので、修理の際はプライマーを塗布する必要があります。

雨樋を新品に交換する場合は該当部分のみを交換するか、全て交換するか選ぶことが重要です。

もし15~20年程度経過しているなら、雨樋が全体的に劣化している可能性があります。

雨漏りを防ぐためにも、全部交換した方が良いでしょう。

雨樋の修理はDIYが難しいため、業者に依頼することをおすすめします。

業者に依頼した場合の費用相場

業者に雨樋の雨漏り修理を依頼した場合、部分的な修理や交換であれば1~3万円ほどで済みます。

しかし、雨漏り箇所が2階など高所にある時は、足場費用が10~20万円ほどかかるので注意しましょう。

トータルの費用は、雨漏りしている箇所によって大きく異なります。

雨樋そのものを全部交換した場合、トータルで40~60万円程度は見ておくと良いでしょう。

部品代が30~40万円程度かかりますので、部分的な修理や交換よりも高くなります。

ただ、雨樋全体に劣化が見られる場合、部分的な修理はおすすめできません。
長い目で見ると、全部交換した方が費用を抑えられる可能性があります。

雨樋から雨漏りする原因・理由

雨樋が雨漏りする原因の多くは落ち葉やゴミの詰まりです。

落ち葉やゴミが溜まってしまった結果、排水があふれかえって雨漏りを引き起こします。

近くに樹木や山がある方は、業者に定期的な雨樋掃除を依頼しましょう。

雨樋自体の歪みも雨漏りに繋がります。

雨樋が歪むと適切に排水されなくなり、雨水がオーバーフローしてしまいます。

この場合、雨樋そのものか金具の修理・交換が必要になります。

最後に

雨樋からの雨漏りは意外に多く、経年劣化した雨樋では特に注意が必要です。

雨漏りの原因は様々ありますが、不具合が生じたら修理することをおすすめします。

ただ、費用がそれなりにかかるため、しっかり見積もりを取りましょう。