DIY用の工具

雨漏りはDIYで修理することが出来る?

「雨漏り修理は業者に依頼すると高そう」というイメージが強いと思います。
そんな方におすすめしたいのがDIYです。
DIYは家具や内装といったイメージが強いですが、やり方を知っていれば簡単に雨漏り補修を行うこともできます。

DIYで出来る雨漏り修理とは

DIYといえばデスクやチェアを作ったり、色を塗ったりというイメージが強いと思います。
しかし、やり方を知っておくだけで住宅の修理や補強なども簡単に行うことが出来ます。
ここからはホームセンターや通販などで簡単に購入することが出来る物で行える雨漏り補修について紹介していきます。

防水テープ

防水テープは簡単に施工できる修理道具として非常に優秀な修理材です。
ガムテープのように切って貼るだけで防水効果があります。
ベランダに出る際、床にひびが入っているのを目にすることがあると思います。
ベランダは水はけが悪く、雨漏りがしやすい場所です。
そういった際にも、ひびを覆うようにテープを貼るだけで修理が出来てしまいます。

コーキング

プロも使用する修理材です。
コーキングは住宅の内外問わず、ありとあらゆるところに使用されている充填剤です。
ゴムのように弾力があり、様々な形状に対して変形し隙間を埋めることが出来ます。
外壁や基礎のクラックに対しても簡単に充填することが出来ます。
また、充填剤としてだけでなく、接着剤として使用することも出来ます。
屋根が一部欠け落ちたり、外壁が浮いてきた際なども、コーキングで接着させることが出来ます。

防水スプレー

外壁や屋根は塗装膜により水を弾く様に仕上げられております。
クラックが入った際、コーキングなどで隙間を埋めても表面の塗膜を修復することはできません。そんな際に役立つのが防水スプレーです。吹きかけるだけで防水膜を張ることが出来る為おすすめです。

DIYで雨漏り修理を行う際の注意点

DIYで雨漏り修理を行うのは工事費も安く抑えられますし、業者立ち合いなどの時間も短縮できるというおすすめポイントもあります。
しかしおすすめできるポイントばかりだけでなく注意点もあります。

工事保証がない

DIYには工事保証がありません。
「補修したから安心」と思っていても上手く補修できておらず、被害が進行し続けている可能性もあります。

保険適用外になる可能性がある

雨漏りの補修は火災保険により工事金額が控除されることがあります。
しかし一度DIYで修理をしていると、「DIYの精度が低いという原因で雨漏りした」という判断になってしまい、保険適用外になってしまう可能性があります。

まとめ

DIYでの雨漏り修理は簡単に安く行えることがあります。
しかし工事保証がなく、後に保険適用外になることもあります。
DIYで修理を行う際は、メリットとデメリットを比較し、自己責任で行いましょう。